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環翠楼の忘年会

お客様には申し訳ありませんでしたが、
今日は全館休業。
環翠楼の忘年会でした。

毎年、こうやってみなさんの笑顔が見られることを
心から嬉しく思います。
いつも助けてくれて、ありがとう。
環翠楼があるのもみなさんのおかげです。
これからも、どうぞ宜しくおねがいいたします。

普段見られない皆さんの楽しい素顔。。。。
内緒でちょこっとお見せしま~す。
板長とうちのNo.1美人仲居さんのデュエットと踊る人
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朝のお掃除部隊さんたちの出し物、踊りに大笑いCIMG3111.jpg



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新潟日報12月24日 五頭からのたより「思い浮かぶ多くの笑顔」

今年も残すところ一週間。年の瀬を迎え、なんとなく慌ただしい日々を過ごしています。年末年始の準備で、何かやり残したことはないかと繰り返し確認する毎日です。
 お客様をお迎えする旅館業は、休みの日に忙しくなります。特に年末年始は、温泉でゆっくりしたいという家族連れのお客様で賑わいます。
 子どもの頃は、この時期があまり好きではありませんでした。冬休みを前に、家族で旅行へ行くのだと楽しそうに話す友達を羨ましく思い、忙しく働く家族との距離を感じ、旅館に生まれたことを悲しく思うこともありました。そういうものだと自分に言い聞かせ、お正月が過ぎるのを静かに待っていた記憶があります。
 若女将になり6度目のお正月を迎えようとしています。どんな年も忙しさに変わりはないのだと思います。けれども、年を重ねるごとに、忙しい中、支えてくれる従業員のみなさんの笑顔や、お客様が喜んでくださる姿を素直に受け止められるようになりました。すこしばかりの心の余裕ができたのだと思います。
 日ごろの疲れを温泉で癒し、久しぶりに会うお孫さんと楽しそうに過ごすおばあさま。こたつに足をのばし、一年の出来事を振り返るご夫婦。ここで特別な時間を過ごすお客様の笑顔が、そう思わせてくれるようになったのだと思います。そのお手伝いができる幸せを、この仕事の中で感じられるようになりました。
 表面だけでは分からない、それぞれの内面にある幸せや喜び。心の持ち方で人は随分と変わるものです。隣の人の幸せと、自分の幸せの大きさを測り比べることはできません。人それぞれの暮らしや価値観が違うように、幸せの感じ方や心の喜びは時と場合によって大きく異なります。
今ある生活の中で、どう幸せを見つけ出すことができるか、そんな「幸せ探し」もいいものです。
 この商売、なんと言っても嬉しいのは、お客様の喜ぶ姿に出会えることです。今年一年、振り返ってみれば、たくさんの笑顔が思い浮かびます。私はそういうことで、素直に良い年だったなぁと感じるのです。
 みなさまにとって、今年はどんな年だったでしょうか。来年もみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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写真説明
オリジナルの門松づくりを後輩に教える環翠楼の先輩従業員。
村杉温泉街の各旅館の玄関先でも、そろそろ門松が飾られることでしょう。

新潟日報12月10日号 『五頭からのたより』日常の中にも小さな旅

「きっと忘れられない思い出になる。6704羽」。この時期、五頭温泉郷の各旅館にはこんな言葉が書かれたFAXが届きます。冬の妖精、白鳥が今年も瓢湖へやってきたというお知らせです。
 私の住む五頭温泉郷近隣の田んぼには、日中、落ち穂をついばみにたくさんの白鳥がやってきます。家族単位で行動する白鳥の群れを、ここへ初めて訪れる方たちは、とても感動してくださいます。小さなころから、この光景を日常のものとして当たり前にしてきた私ですが、お客様と接する中で、ふと私もその感動を求めてみようと小さな旅を試みました。
 ある朝、まだ日が昇る前、朝もやがかかる五頭の里を出発しました。目指すは白鳥の湖、瓢湖です。朝の6時、ツーンと冬の匂いが鼻をさし、冷たい空気が体にまとわりつきます。暗い湖面にはたくさんの白鳥が羽を休めています。この日の日のでは7時。湖の周りには三脚にカメラをセットし、その瞬間を待つ人たちが大勢いることに驚きました。
 辺りが徐々に明るくなり、山の上にかかる白い雲が赤く染まります。明るくなるにつれて白鳥の声は徐々に大きくなり、朝を迎えた喜びをお互いに確認し合うように鳴き声が湖に響き渡ります。その瞬間、はばたく音とともに、水面を走るように力強く飛び立つ白鳥たち。五頭連邦から昇る朝日を背に飛んでゆく優雅な姿は鳥肌が立つくらいの感動を覚えました。強く私の心に焼きついた一瞬でした。
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日中、いつものように田んぼに群れをなしている白鳥たちを眺めます。分かっているようでも分からない世界がたくさんあるものだと思い知らされた瓢湖への小さな旅。もしかしたら、旅は日常の中にたくさんあるのかもしれません。
 いつも見慣れた場所でも、自ら一歩踏み出してみると、新しい何かが見つかるかもしれません。旅は発見。旅の楽しさが向こうから歩いてやってくることはありません。
 自分が楽しさを探すこと、ささいなことでも何かに気付くことが、旅の醍醐味だと思います。

写真説明
五頭山から昇る朝日を背に飛び立つ瓢湖の白鳥たち。
忘れられない思い出が、またひとつ増えた朝でした。

プロフィール

村杉温泉・環翠楼

Author:村杉温泉・環翠楼
環翠楼は、6,000坪の広大な森に囲まれた閑静な和風旅館です。
森を抜けると庭園が広がり、春夏秋冬違う表情を見せ、私達を楽しませてくれます。大きな池には鯉が泳ぎ、木立、石、苔など深い自然の懐に抱かれたような情景は、言葉に言い表わしがたい感があります。どうぞ、日常を離れ、贅沢なひとときをお過ごしください。

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